【11月10日 AFP】今年7月に中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で発生した大規模な暴動をめぐり、中国政府当局は9日、死刑判決を受けた9人の死刑が執行されたことを明らかにした。

 この暴動をめぐり10月、死刑判決9人、執行猶予2年の死刑判決3人を含む21人に有罪判決が下された。執行猶予付き死刑判決は通常、無期懲役に減刑される。

 新疆の地元政府当局報道官はAFPに対し、9人の死刑が最近相次いで執行されたことを明らかにした。執行日は明らかにされていない。これまでの当局の声明によると、9人のうち8人はウイグル人、1人は漢人だという。

 一方、国営新華社(Xinhua)通信は9日、この暴動にからみ、さらに20人が起訴されたと伝えた。(c)AFP/Marianne Barriaux