FBI、全米で売春一斉摘発 子ども52人を救出
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【10月27日 AFP】米連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation、FBI)は26日、捜査当局が全米規模のおとり捜査を週末に実施し、700人近くを逮捕、売春グループから10歳児など52人の子どもを救出したと発表した。
FBIは、全米36都市で3日間にわたって実施した捜査で「売春の犠牲者となっていた子ども52人を救出し、州法違反などで売春あっせん業者60人を含む700人近くを逮捕した」と発表した。
FBI犯罪捜査部のケビン・パーキンス(Kevin Perkins)副部長は、「児童買春は今もなお米国の重大問題であり、児童に対する犯罪の捜査グループによる継続した取り組みで救助された子どもの数がそれを証明している」と語った。
一斉検挙は週末から26日にかけて、FBIの「Innocence Lost(失われた純真さ)」プログラムの一環として実施された。同プログラムを通じて、FBIは2003年以降、約900人の児童を救出し、犯罪者510人を有罪とし、310万ドル(約2億9000万円)相当の資産を押収している。
FBIは、長距離トラック運転手向けの休憩施設や、カジノ、街頭、さらにはウェブサイトなどに狙いを定めて捜査を行った。
ジェーソン・パック(Jason Pack)FBI特別捜査官は、AFPに対し、「捜査当局は、売春が行われている場所として知られている場所に照準を定めた。捜査員らは、幼く見える対象を見かけたら、接触をとるようにしていた」と語った。
現場から救助された子どもの中で最も幼かったのは、米中西部で救助された10歳の少女だった。救出された子ども52人の大半は、18歳以下の少女だったという。(c)AFP
FBIは、全米36都市で3日間にわたって実施した捜査で「売春の犠牲者となっていた子ども52人を救出し、州法違反などで売春あっせん業者60人を含む700人近くを逮捕した」と発表した。
FBI犯罪捜査部のケビン・パーキンス(Kevin Perkins)副部長は、「児童買春は今もなお米国の重大問題であり、児童に対する犯罪の捜査グループによる継続した取り組みで救助された子どもの数がそれを証明している」と語った。
一斉検挙は週末から26日にかけて、FBIの「Innocence Lost(失われた純真さ)」プログラムの一環として実施された。同プログラムを通じて、FBIは2003年以降、約900人の児童を救出し、犯罪者510人を有罪とし、310万ドル(約2億9000万円)相当の資産を押収している。
FBIは、長距離トラック運転手向けの休憩施設や、カジノ、街頭、さらにはウェブサイトなどに狙いを定めて捜査を行った。
ジェーソン・パック(Jason Pack)FBI特別捜査官は、AFPに対し、「捜査当局は、売春が行われている場所として知られている場所に照準を定めた。捜査員らは、幼く見える対象を見かけたら、接触をとるようにしていた」と語った。
現場から救助された子どもの中で最も幼かったのは、米中西部で救助された10歳の少女だった。救出された子ども52人の大半は、18歳以下の少女だったという。(c)AFP