【10月26日 AFP】オーストラリア・アリススプリングス(Alice Springs)のアウトバック(Outback)で24日、旅行中のドイツ人女性(20)が男に殴りつけられたが、黒帯をもつ空手有段者だった女性は、空手チョップと空手キックで男を撃退した。地元警察が26日明らかにした。

 女性は知らない男にたばこをせがまれ、断ったところ、怒った男に殴りかかられた。しかし女性はすぐさま反撃し、男は逃げていったという。

「男の顔を空手パンチで3度殴りつけ、頭を空手キックでけり飛ばした。彼女はよくやった。もっとも、そういったことをわれわれは勧めるわけではないが」と警察広報はAFPに語った。

 事件は、「エアーズロック(Ayers Rock)」の名で知られる巨大な岩山「ウルル(Uluru)」への玄関口であるアリススプリングスの中心部で起こった。

 この女性は空手歴10年だった。(c)AFP