米強盗犯、犯行途中に店員と祈りささげる
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【10月24日 AFP】米国中西部で、店に強盗に入った男(23)が、犯行中に後悔の念に苛まれ、店員と一緒にひざまずいて礼拝を始めるという出来事があった。結局、男はレジから20ドル(約1800円)を奪って立ち去り、その後警察に出頭したという。米ABCテレビが報じた。
ABCテレビによると、米インディアナ(Indiana)州インディアナポリス(Indianapolis)で、グレゴリー・スミス(Gregory Smith)容疑者は、借金をしようと小切手の現金化サービスを営む店に入ったものの、身分証明書を求められていったん店を出たという。
スミス容疑者は銃を持って店に戻り、銃口を店員に向け、子どもがいて「生活が苦しく」、強盗するために店に戻ってくる以外に「選択肢がなかった」と語った。
しかし、店員が神について語りかけたところ気持ちが揺らいだようで、スミス容疑者は、店員に苦労話を打ち明け始め、自分のために祈ってくれないかと求めたという。
店員のアンジェラ・モンテス(Angela Montez)さんは、後に警察に対し、「わたしは泣き出して祈り始め、その男に『やめなさい』と話した。(スミス容疑者は)人生を棒に振るには、まだまだ若かったから」と語った。
モンテスさんによると、スミス容疑者は銃から弾を抜き取り、「ほら。君を傷つけないよ。大丈夫だよ」と語ったという。そして、モンテスさんに抱擁を求め、警察に通報しないよう頼み、店内のトイレに入って20分間出てこないようにと要求した。
警察によると、スミス容疑者は、モンテスさんのバッグから携帯電話を盗み、レジの中にあるお金から20ドル分だけを奪ったという。
数時間後、スミス容疑者は出頭し、強盗などの容疑で逮捕された。(c)AFP
ABCテレビによると、米インディアナ(Indiana)州インディアナポリス(Indianapolis)で、グレゴリー・スミス(Gregory Smith)容疑者は、借金をしようと小切手の現金化サービスを営む店に入ったものの、身分証明書を求められていったん店を出たという。
スミス容疑者は銃を持って店に戻り、銃口を店員に向け、子どもがいて「生活が苦しく」、強盗するために店に戻ってくる以外に「選択肢がなかった」と語った。
しかし、店員が神について語りかけたところ気持ちが揺らいだようで、スミス容疑者は、店員に苦労話を打ち明け始め、自分のために祈ってくれないかと求めたという。
店員のアンジェラ・モンテス(Angela Montez)さんは、後に警察に対し、「わたしは泣き出して祈り始め、その男に『やめなさい』と話した。(スミス容疑者は)人生を棒に振るには、まだまだ若かったから」と語った。
モンテスさんによると、スミス容疑者は銃から弾を抜き取り、「ほら。君を傷つけないよ。大丈夫だよ」と語ったという。そして、モンテスさんに抱擁を求め、警察に通報しないよう頼み、店内のトイレに入って20分間出てこないようにと要求した。
警察によると、スミス容疑者は、モンテスさんのバッグから携帯電話を盗み、レジの中にあるお金から20ドル分だけを奪ったという。
数時間後、スミス容疑者は出頭し、強盗などの容疑で逮捕された。(c)AFP