無いはずのプルトニウムを発見、解体中の仏核施設から
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【10月16日 AFP】仏南部マルセイユ(Marseille)のカダラッシュ(Cadarache)の核研究施設で、記録上では8キロとされていた貯蔵プルトニウム量が実際は22キロだったことが、解体作業中に判明した。
施設を所管する仏原子力庁(CEA)は、精査すれば貯蔵量は最大で39キロとなる可能性があると発表。仏原子力安全委員会(ASN)は、国際原子力事象評価尺度でレベル2(異常事象)にあたると評価した。
国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は、見つかったプルトニウムは原子爆弾5個の製造が可能な量だとして、当局の管理ミスを強く非難している。(c)AFP
施設を所管する仏原子力庁(CEA)は、精査すれば貯蔵量は最大で39キロとなる可能性があると発表。仏原子力安全委員会(ASN)は、国際原子力事象評価尺度でレベル2(異常事象)にあたると評価した。
国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は、見つかったプルトニウムは原子爆弾5個の製造が可能な量だとして、当局の管理ミスを強く非難している。(c)AFP