【10月15日 AFP】両親から約2000ユーロ(約27万円)を持ち出した8歳の少年が、菓子の代金を盗んだ大量の札束で支払おうとして両親に引き渡された。ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州フィアゼン(Viersen)市の警察が14日、明らかにした。

 少年がキオスクで15ユーロ(約2000円)相当の菓子を買おうとしたところ、すぐにこれをあやしいと思った店主が、そんなにたくさんのお菓子を買う金を持っているのかと少年に尋ねた。すると少年は、計1680ユーロ(約23万円)もの札束を取り出したという。

 少年は警察に通報され、両親がこの甘い物好きの息子を迎えにやってきた。両親は家の修繕のために現金を貯めていた。

 少年は両親の引き出しから金を盗んだと話したという。(c)AFP