【9月18日 AFP】1991年に当時11歳だったジェイシー・リー・ドゥガード(Jaycee Lee Dugard)さん(29)を誘拐し、18年間監禁していたフィリップ・ガリドー(Phillip Garrido)被告(58)の自宅などを捜索していた警察は16日、新たに骨を発見したと発表した。

 警察は前日の15日から米カリフォルニア(California)州アンティオック(Antioch)の被告の自宅とその周辺を捜索していた。新たに発見された骨が人骨かどうかはまだ分からないという。

 被告の自宅付近からはこれまでにも骨片が発見されており、警察は9日、それらが人骨である可能性が高いことを明らかにしている。

 捜査員らはガリドー被告とその妻ナンシー・ガリドー(Nancy Garrido)被告と、1980年代に行方不明になった女児2人を結びつける証拠をさがしている。両被告はドゥガードさんに対する誘拐、強姦、不法監禁など計29の罪で起訴されている。(c)AFP