航空機爆破未遂事件、主犯格ら3人に有罪評決 英国
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【9月8日 AFP】2006年に発覚した英国発米国行きの旅客機に対する同時自爆攻撃未遂事件の公判で、ロンドン(London)東部ウールウィッチ刑事法院(Woolwich Crown Court)は7日、少なくとも7機の旅客機内で液体爆発物を爆発させようとしたとして、主犯格のアブダラ・アハメド・アリ(Abdulla Ahmed Ali)被告ら3人に有罪評決を下した。
アリ被告とTanvir Hussain被告(28)、Assad Sarwar被告(29)に対しては、数千人を殺害しようとした殺人共謀罪でも有罪評決が下された。
英公訴局(Crown Prosecution Service、CPS)は評決後、声明を発表し、「この爆破計画は、世界的規模のテロ攻撃を行うために非常に周到に計画されたものだ」と述べ、被告たちは「短時間に7機の航空機を墜落させ、何の罪もない数百人の人びとを無差別に殺害するつもりだった。都市上空で実行されていた場合は、さらに多くの犠牲者が出ただろう」と強調した。
3被告は以前にも殺人共謀罪で有罪評決を受けていたが、当時の陪審は、3人が旅客機を墜落させる意図をもっていたかどうかについては結論が出せていなかった。量刑は14日に言い渡される。(c)AFP/Alice Ritchie
アリ被告とTanvir Hussain被告(28)、Assad Sarwar被告(29)に対しては、数千人を殺害しようとした殺人共謀罪でも有罪評決が下された。
英公訴局(Crown Prosecution Service、CPS)は評決後、声明を発表し、「この爆破計画は、世界的規模のテロ攻撃を行うために非常に周到に計画されたものだ」と述べ、被告たちは「短時間に7機の航空機を墜落させ、何の罪もない数百人の人びとを無差別に殺害するつもりだった。都市上空で実行されていた場合は、さらに多くの犠牲者が出ただろう」と強調した。
3被告は以前にも殺人共謀罪で有罪評決を受けていたが、当時の陪審は、3人が旅客機を墜落させる意図をもっていたかどうかについては結論が出せていなかった。量刑は14日に言い渡される。(c)AFP/Alice Ritchie