【9月1日 AFP】ノルウェー北部の街で、売春婦にカネをだましとられたと警察に訴えた男性が、逆に重い罰金を課されるはめになったと、31日の地元紙ノルドリス(Nordlys)が報じた。

 トロムソ(Tromsoe)の警察によると、28歳のこの男性はロシア人の売春婦に料金を前払いしたが、売春婦はその金額に同意せず、お金を持ったまま立ち去ってしまったという。

「こと」に至らなかったことに腹を立てた男性は、警察に訴えたが、これが別の「こと」を招いた。同国では今年1月1日から性サービスの購入が禁止され、違反者には罰金か最高で禁固6月、またはその両方が課されることになったのだ。

 男性は、8000クローネ(約12万4000円)の罰金を支払うこととなった。(c)AFP