キャンプ場で一家3人殺害、生き残った女児の父親犯行か ドイツ
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【8月24日 AFP】オランダ国境に近いドイツのノルトライン・ウェストファーレン(Nordrhein-Westfalen)州コースフェルト(Coesfeld)近郊のキャンプ場で現地時間23日未明、50代の夫婦と29歳の娘の3人が刺殺される事件があった。娘の産んだ生後10か月の女児も一緒にいたが、無事発見された。
警察では殺人の容疑者として、女児の父親である33歳の男の身柄を拘束した。 男は犯行を否認しているが、警察は男の車から日本刀や絞首用のワイヤー、ナイフ数本などを押収した。また、拘束された際に男は顔に軽傷を負っていたほか、日本刀やナイフには血痕が残っており、車の後部座席からは血のついた衣服も発見された。
警察の尋問の結果、容疑者と殺害された一家の間には、女児に関する親権と養育費をめぐり確執があったことが明らかになっている。
事件は午前3時(日本時間同午前10時)ごろに発生したとみられ、キャンプ場内で近くいた男性が悲鳴を聞き駆けつけると、女性が「みんな刺された。犯人はまだそこにいる」と叫んでいた。一家がいたバンガローのドアを慎重に開けると、ドアはこじ開けられており、ドアの先には覆面をした男性が黙って立っていたという。
駆けつけた男性は棒を手にとって覆面の男を追い出したが、医師が到着するまでに助けを求めた女性(53)、夫の男性(55)、夫婦の娘(29)は全員死亡した。(c)AFP
警察では殺人の容疑者として、女児の父親である33歳の男の身柄を拘束した。 男は犯行を否認しているが、警察は男の車から日本刀や絞首用のワイヤー、ナイフ数本などを押収した。また、拘束された際に男は顔に軽傷を負っていたほか、日本刀やナイフには血痕が残っており、車の後部座席からは血のついた衣服も発見された。
警察の尋問の結果、容疑者と殺害された一家の間には、女児に関する親権と養育費をめぐり確執があったことが明らかになっている。
事件は午前3時(日本時間同午前10時)ごろに発生したとみられ、キャンプ場内で近くいた男性が悲鳴を聞き駆けつけると、女性が「みんな刺された。犯人はまだそこにいる」と叫んでいた。一家がいたバンガローのドアを慎重に開けると、ドアはこじ開けられており、ドアの先には覆面をした男性が黙って立っていたという。
駆けつけた男性は棒を手にとって覆面の男を追い出したが、医師が到着するまでに助けを求めた女性(53)、夫の男性(55)、夫婦の娘(29)は全員死亡した。(c)AFP