フィンランド不明貨物船、核物質搭載か 当局は否定
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【8月17日 AFP】フィンランドからアルジェリアに向かっていたマルタ船籍の貨物船「アークティック・シー(Arctic Sea)」の行方が分からなくなっている事件で、同船が極秘に核物質を搭載しており、これを狙う集団に襲撃された可能性があると英国やフィンランドのメディアが報じている。
こうした報道について、フィンランドの放射線および核安全局(Radiation and Nuclear Safety Authority、STUK)のユッカ・ラークソネン(Jukka Laaksonen)局長は16日、「ばかげた噂にすぎない」と否定。AFPの取材に対し、「アークティック・シー」がフィンランド出港前に放射線テストを受けたことを明かし、テストを実施した消防隊員が、貨物船に放射性物質が積まれていると勘違いしたのではないかとの見方を示した。
「アークティック・シー」はカボベルデ(Cape Verde)沖の大西洋上で目撃されたのを最後に消息を絶ち、ロシア海軍と北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)による大規模な捜索が行われている。(c)AFP/Orlando Rodrigues
こうした報道について、フィンランドの放射線および核安全局(Radiation and Nuclear Safety Authority、STUK)のユッカ・ラークソネン(Jukka Laaksonen)局長は16日、「ばかげた噂にすぎない」と否定。AFPの取材に対し、「アークティック・シー」がフィンランド出港前に放射線テストを受けたことを明かし、テストを実施した消防隊員が、貨物船に放射性物質が積まれていると勘違いしたのではないかとの見方を示した。
「アークティック・シー」はカボベルデ(Cape Verde)沖の大西洋上で目撃されたのを最後に消息を絶ち、ロシア海軍と北大西洋条約機構(North Atlantic Treaty Organisation、NATO)による大規模な捜索が行われている。(c)AFP/Orlando Rodrigues