【8月6日 AFP】戦後初の裁判員裁判となった隣人女性殺害事件裁判で、東京地裁(Tokyo District Court)は6日、4日間の裁判日程を終え、殺人罪に問われた藤井勝吉(Katsuyoshi Fujii、72)被告に懲役15年(求刑懲役16年)の判決を言い渡した。国民から選ばれた裁判員6人と裁判官3人が評決した。

 同被告は、都内で隣に住む韓国人女性(当時66)を刺殺したことを認めていた。

 初の裁判員裁判はメディアの大きな注目を集め、公判初日の3日には、2000人を超える人々が傍聴席を求めて列を作った。(c)AFP