【8月1日 AFP】インド・ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州郊外のLakhimpur Kheriで28日、健康な男児を出産する呪術儀式のため、呪術師が近所の5歳の少女の首を切断して殺害した。地元警察が7月30日に明らかにした。

 呪術師は、相談に訪れた男性に対し「人身御供が必要だ」と語り、相談者らとともに近所の女児を殺害したとみられている。警察は現在、呪術師と弟子、相談した男性の3人を拘束している。

 この相談者は、自分の息子らが幼くして死んでしまうことを悩んでいたという。また、兄弟も病に苦しんでいた。そこで呪術師は、問題を解決するには人身御供が必要だと提案した。

 3人は少女を野原に連れ込み、儀式を行った後で少女の首を切り落としたという。

 少女がいなくなっていることに気づいた母親が警察に通報し、警察が首のない少女の遺体を発見した。(c)AFP