16年前の新生児取り違え、賠償命令530万円 韓国
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【7月20日 AFP】韓国で16年前に発生した新生児取り違え事件で、裁判所は取り違えた病院に対し、賠償金7000万ウォン(約530万円)を子どもの母親に支払うよう命じた。
新生児の取り違えが起こったのは1992年、ソウル(Seoul)西部九里(Guri)市にある病院で、女性が産んだ女児とほかの新生児を看護師が取り違えた。
この女性と夫の血液型はそろってB型だが、08年夏、女児の血液型がA型であることが判明し、女性は実子ではない可能性を疑い始めた。そして遺伝子検査を行った結果、生物学的な親子ではないことが明らかになった。
報道によると、実子の行方は確認されていない。
母親の訴えに対し裁判所は、賠償金の支払いを病院側に命じた。しかし、母親が求めていた出産記録の公開については、個人情報の保護を理由に認めなかった。(c)AFP
新生児の取り違えが起こったのは1992年、ソウル(Seoul)西部九里(Guri)市にある病院で、女性が産んだ女児とほかの新生児を看護師が取り違えた。
この女性と夫の血液型はそろってB型だが、08年夏、女児の血液型がA型であることが判明し、女性は実子ではない可能性を疑い始めた。そして遺伝子検査を行った結果、生物学的な親子ではないことが明らかになった。
報道によると、実子の行方は確認されていない。
母親の訴えに対し裁判所は、賠償金の支払いを病院側に命じた。しかし、母親が求めていた出産記録の公開については、個人情報の保護を理由に認めなかった。(c)AFP