児童手当を不法に受け取っていた母親に禁固刑、SNSでウソ発覚
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【7月1日 AFP】ノルウェーで25歳の母親が「シングルマザー」と偽り児童手当を不法に受け取っていたとして逮捕された事件で、裁判所は6月25日、この母親に禁固6月を言い渡した。警察によると、ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)に記載されたプロフィールから、「シングルマザー」がうそであることが明らかになったという。
この母親は、実際はパートナーと同居していたにもかかわらず、関係当局に対し子ども2人を1人で育てているとうそをつき、2年6か月の間に児童手当36万クローネ(約540万円)を受け取っていた。
ところが、ノルウェー労働者福祉機構(Norwegian Labour and Welfare Organisation)が、SNSの「Nettby.no」で、母親のプロフィールに「ボーイフレンドと同居」とあるのを見つけ、うそが明るみになった。
裁判で母親は、この男性とは既に別れていることを根拠に禁固刑ではなく社会奉仕命令を希望すると話したが、裁判所はこの訴えを退け、禁固6月を言い渡した。(c)AFP
この母親は、実際はパートナーと同居していたにもかかわらず、関係当局に対し子ども2人を1人で育てているとうそをつき、2年6か月の間に児童手当36万クローネ(約540万円)を受け取っていた。
ところが、ノルウェー労働者福祉機構(Norwegian Labour and Welfare Organisation)が、SNSの「Nettby.no」で、母親のプロフィールに「ボーイフレンドと同居」とあるのを見つけ、うそが明るみになった。
裁判で母親は、この男性とは既に別れていることを根拠に禁固刑ではなく社会奉仕命令を希望すると話したが、裁判所はこの訴えを退け、禁固6月を言い渡した。(c)AFP