元グアンタナモ収容者、米本土の通常裁判所で初公判
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【6月10日 AFP】米ニューヨーク(New York)連邦地裁で9日、1998年の米大使館爆破事件に関与したとされるアフメド・ガイラニ(Ahmed Khalfan Ghailani)被告の初公判が行われた。同被告は、キューバ・グアンタナモ(Guantanamo)米海軍基地のテロ容疑者収容施設から米本土に移送され、通常の裁判所で審理を受ける初めての被告となる。
タンザニア国籍の同被告は、1998年8月7日のケニア・ナイロビ(Nairobi)およびタンザニア・ダルエスサラーム(Dar es Salaam)での米大使館爆破に関わったとされ、2006年9月からグアンタナモの収容施設に拘束されていた。
この日の公判で同被告は無罪を主張したが、有罪になれば死刑が言い渡される可能性もある。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、グアンタナモ収容施設を閉鎖し、同施設のすべての収容者を米国や収容者の出身国で通常の裁判にかける方針を示しているが、今回のケースはその第1段階だといえる。(c)AFP/Luis Torres de la Llosa
タンザニア国籍の同被告は、1998年8月7日のケニア・ナイロビ(Nairobi)およびタンザニア・ダルエスサラーム(Dar es Salaam)での米大使館爆破に関わったとされ、2006年9月からグアンタナモの収容施設に拘束されていた。
この日の公判で同被告は無罪を主張したが、有罪になれば死刑が言い渡される可能性もある。
バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、グアンタナモ収容施設を閉鎖し、同施設のすべての収容者を米国や収容者の出身国で通常の裁判にかける方針を示しているが、今回のケースはその第1段階だといえる。(c)AFP/Luis Torres de la Llosa