【6月6日 AFP】米ニューヨーク(New York)の男性が、2年前にツナのサンドイッチを食べていたとき骨がのどに引っかかって窒息しそうになり、その出来事が「心的外傷(トラウマ)」となっているとして、サンドイッチを製造した会社と販売したスーパーを運営する企業に10万ドル(約1000万円)の支払いを求める訴訟を起こした。

 訴訟を起こしたのは、元ニューヨーク警察の警官で現在は私立探偵のロバート・マッケナ(Robert McKenna)さん(57)。2日のデイリーニューズ(Daily News)紙によると、骨がのどの中に1分間以上ひっかかり窒息しそうになり、以来、ツナのサンドイッチが食べられなくなったという。マッケナさんは裁判所に対し、2年以上前のこの事故のため「命を失いかねない非常に危険な状態」に陥り、「半永久的な心的外傷を受けた」と主張している。

 同紙の記事にはマッケナさんの次のようなコメントが掲載されている。「今ではツナに近寄ることさえできない。フィッシュフィレサンドはどうかって?関係ないだろ」(c)AFP