【5月26日 AFP】米ニューヨーク(New York)マンハッタン(Manhattan)のコーヒーチェーン大手スターバックス(Starbucks)付近で25日、小型の爆発物が爆発した。けが人はなかった。警察当局は、ここ数年に起きた未解決の爆破事件との類似性を指摘している。

 爆発は現地時間25日午前3時半ごろ、マンハッタン・アッパーイーストサイド(Upper East Side)の住宅街にあるスターバックス付近で発生した。事件発生当時、店は閉まっていたが、爆発により窓が割れ、外壁が損傷を受けた。

 ニューヨーク市警のレイモンド・ケリー(Raymond Kelly)本部長は「今後、使用された爆弾のタイプを分析する。爆発物専門家は、火薬を使ったものとの見方を示している」と述べた。

 ニューヨークでは過去数年の間に、メキシコ領事館、英国領事館、タイムズスクエア(Times Square)の新兵採用施設でも爆発物が爆発する事件があり、いずれも午前3時半から4時半の間に発生している点で類似性があるという。(c)AFP