ひったくり多発に「女装」警官で対抗、バングラデシュ
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【5月19日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)市内で女性を狙ったひったくり事件が多発していることから、ダッカ市中の複数の警官らが女装して取り締まりにあたっている。ダッカ警察幹部が語った。
ダッカ警察のImtiaz Hossain本部長補佐は、AFPに対し「犯罪が増加していることから、この異例の措置をとった。うまくいっている」と述べ、「この4日間で、女装警官を女性だと思って狙ったひったくり犯ら約60人を逮捕した」と語った。
特別チーム「ブルカ隊」がダッカ市全域に配備され、市内で増加するひったくりや路上強盗、スリの取り締まりに一役買っている。隊の名前は、イスラム教徒の女性用衣服「ブルカ」から名前をとった。
犯罪が多く発生する混雑した交差点や人混みの中で、男性警官らはブルカで全身を覆うか、女性のふりをするためにカツラをかぶるなどして警備にあたっている。
当局者によると、この特別パトロール隊は、治安が改善するまで変装して警備を続けるという。(c)AFP
ダッカ警察のImtiaz Hossain本部長補佐は、AFPに対し「犯罪が増加していることから、この異例の措置をとった。うまくいっている」と述べ、「この4日間で、女装警官を女性だと思って狙ったひったくり犯ら約60人を逮捕した」と語った。
特別チーム「ブルカ隊」がダッカ市全域に配備され、市内で増加するひったくりや路上強盗、スリの取り締まりに一役買っている。隊の名前は、イスラム教徒の女性用衣服「ブルカ」から名前をとった。
犯罪が多く発生する混雑した交差点や人混みの中で、男性警官らはブルカで全身を覆うか、女性のふりをするためにカツラをかぶるなどして警備にあたっている。
当局者によると、この特別パトロール隊は、治安が改善するまで変装して警備を続けるという。(c)AFP