サベリさん、「イラク戦争の機密書類入手していた」 弁護士が説明
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【5月13日 AFP】イラン・テヘラン(Tehran)の刑務所から釈放された日系米国人ジャーナリスト、ロクサナ・サベリ(Roxana Saberi)さんの弁護士は13日、サベリさんがスパイ罪に問われたのは、イラク戦争に関する機密報告書を入手したためだったと説明した。
Saleh Nikbakht弁護士は、AFPに対し「サベリさんは、(イラン)大統領府の戦略研究センターが作成した米国のイラク攻撃についての報告書を持っていた」と述べた。「同研究センターは、この報告書を機密扱いとみなしていた」
Nikbakht弁護士は、サベリさんが機密書類を入手した経緯については説明しなかった。サベリさんがこの報告書を利用することはなかったという。
また、もう1人の弁護士、Abdolsamad Khoramshahi氏は、「サベリさんは機密書類を入手した罪に問われた。機密書類入手の罪は、その書類を利用しなかった場合には2年の刑、利用した場合には10年の刑になる」と述べた。
サベリさんの父親、レザ・サベリ(Reza Saberi)さんは12日、記者団に対し、サベリさんを米国へ連れて帰る準備をしていると語った。(c)AFP/Hiedeh Farmani
Saleh Nikbakht弁護士は、AFPに対し「サベリさんは、(イラン)大統領府の戦略研究センターが作成した米国のイラク攻撃についての報告書を持っていた」と述べた。「同研究センターは、この報告書を機密扱いとみなしていた」
Nikbakht弁護士は、サベリさんが機密書類を入手した経緯については説明しなかった。サベリさんがこの報告書を利用することはなかったという。
また、もう1人の弁護士、Abdolsamad Khoramshahi氏は、「サベリさんは機密書類を入手した罪に問われた。機密書類入手の罪は、その書類を利用しなかった場合には2年の刑、利用した場合には10年の刑になる」と述べた。
サベリさんの父親、レザ・サベリ(Reza Saberi)さんは12日、記者団に対し、サベリさんを米国へ連れて帰る準備をしていると語った。(c)AFP/Hiedeh Farmani