【5月9日 AFP】全米でチェーン展開する有名レストラン「ティージーアイ・フライデーズ(T.G.I. Friday's)」のニューヨーク(New York)にある支店で客に出した料理皿の中から野菜に混ざってヘビの頭が出てきたという珍事について、同レストランは8日、「食品への異物混入事件」としてニューヨーク州警察に犯罪捜査の開始を依頼したことを明らかにした。

 同レストランチェーンの親会社であるカールソン・レストランズ(Carlson Restaurants)が8日夜に発表したコメントによると、調査が終了するまではレストランでブロッコリーの使用を中止するという。

 問題のヘビの頭をある研究所に送り分析した結果、「調理されていない状態」だったことが判明した。つまり、ヘビの頭が混入したのは料理が調理された後だと、同レストランは結論付けている。

 さらに、「誰がこのような非常識な行為をしたのか、われわれに心当たりはないが、警察には積極的に協力している。この件に関与した人物もしくは団体を、法の許す最大限の範囲で刑罰を与えたい」と声明で述べている。

 問題のヘビの頭は、ニューヨークのクリフトンパーク支店で3日、ブロッコリーの中に入っているのを客が見つけた。(c)AFP