偽ワクチンを197人に注射、恋人とけんかの腹いせに コロンビア
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【5月9日 AFP】恋人との口論の腹いせに、看護師に扮(ふん)して197人の患者に偽のワクチンを注射したとして、コロンビア人女性(26)が逮捕された。保健当局が8日、明らかにした。
事件は首都ボゴタ(Bogota)の西360キロにあるマルセラ(Marsella)市の農業研究所で発生。女性は看護師の衣装をまとい、1本の注射器で「ワクチン」を注射した。女性の恋人はこの研究所の教授だった。
同市の保健当局責任者はAFPに対し、女性が数人に無害の薬物、残りの人に水を注射したと断定したと述べた。これまでのところ、この「ワクチン」接種による健康被害は発生していないが、当局はすべての被害者の健康観察を続けている。
コロンビアは4月27日、新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」の感染拡大を防ぐために「公衆衛生非常事態」を宣言したが、これまでに確認された感染患者は最近メキシコから帰国したボゴタ近郊に住む42歳の男性1人にとどまっている。(c)AFP
事件は首都ボゴタ(Bogota)の西360キロにあるマルセラ(Marsella)市の農業研究所で発生。女性は看護師の衣装をまとい、1本の注射器で「ワクチン」を注射した。女性の恋人はこの研究所の教授だった。
同市の保健当局責任者はAFPに対し、女性が数人に無害の薬物、残りの人に水を注射したと断定したと述べた。これまでのところ、この「ワクチン」接種による健康被害は発生していないが、当局はすべての被害者の健康観察を続けている。
コロンビアは4月27日、新型インフルエンザ「インフルエンザA(H1N1)」の感染拡大を防ぐために「公衆衛生非常事態」を宣言したが、これまでに確認された感染患者は最近メキシコから帰国したボゴタ近郊に住む42歳の男性1人にとどまっている。(c)AFP