オランダ王室のパレード待つ群衆に車突っ込む、王族狙った犯行か
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【4月30日 AFP】(一部更新、写真追加)オランダ西部の都市アペルドールン(Apeldoorn)で30日昼ごろ、ベアトリクス女王(Queen Beatrix)と王族による毎年恒例の「女王の日(Queen's Day)」のパレードを見学しようと集まっていた群衆に車が突っ込み、5人が死亡、子どもを含む13人が負傷した。負傷者のうち、5人が重傷だという。同市市長が発表した。
車は王族の乗るバスを待っていた群衆をなぎ倒した後、路上の記念碑に衝突して止まった。警察は車を運転していた男(38)を逮捕した。男は病院に運ばれたが重体だという。
司法当局者によると、「男は現場の警官に対し、王族を狙ったと示唆した」という。ただ、男にテロ組織との関連はなく、爆発物や共犯者などの痕跡もないとしている。
捜査当局は動機の解明のため、この男の自宅を捜索した。男には通院歴や前科はないという。
30日は「女王の日」の祝日で、オランダ各地で祝賀行事が行われていた。(c)AFP
車は王族の乗るバスを待っていた群衆をなぎ倒した後、路上の記念碑に衝突して止まった。警察は車を運転していた男(38)を逮捕した。男は病院に運ばれたが重体だという。
司法当局者によると、「男は現場の警官に対し、王族を狙ったと示唆した」という。ただ、男にテロ組織との関連はなく、爆発物や共犯者などの痕跡もないとしている。
捜査当局は動機の解明のため、この男の自宅を捜索した。男には通院歴や前科はないという。
30日は「女王の日」の祝日で、オランダ各地で祝賀行事が行われていた。(c)AFP