イスラム系移民の父、ミニスカート履いた娘を依頼して殺害 ロシア
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【4月13日 AFP】ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(Saint Petersburg)で、アゼルバイジャン系移民の父親が、ミニスカートを履いたという理由で21歳になる実の娘を殺し屋を雇って殺害させ、逮捕された。
13日の現地警察の発表によると前週、アゼルバイジャン系移民2人が、医大生だったこの女性を殺害したと自白した。この2人は、少女の父親から10万ルーブル(約30万円)の支払いを受けたことを認めた。2人の供述では、大学生の父親は「国の伝統を軽視し、ミニスカートを履いた」娘に制裁を加えたかったという。
女性は3月8日に路上で拉致され、サンクトペテルブルク郊外で頭部を2回撃たれ、殺害された。
アゼルバイジャンは国民の大半をイスラム教徒が占めるロシアのカフカス(Caucasus)地方の共和国。旧ソ連崩壊後のロシアでは、ロシア正教とイスラム教コミュニティの両方で、保守的な宗教的価値観を重んじる傾向が復活している。
1913年に建造された、北東ヨーロッパ最大のイスラム教寺院であるサンクトペテルブルクのモスクでは、現在信者の大半をアゼルバイジャン系移民が占めている。(c)AFP
13日の現地警察の発表によると前週、アゼルバイジャン系移民2人が、医大生だったこの女性を殺害したと自白した。この2人は、少女の父親から10万ルーブル(約30万円)の支払いを受けたことを認めた。2人の供述では、大学生の父親は「国の伝統を軽視し、ミニスカートを履いた」娘に制裁を加えたかったという。
女性は3月8日に路上で拉致され、サンクトペテルブルク郊外で頭部を2回撃たれ、殺害された。
アゼルバイジャンは国民の大半をイスラム教徒が占めるロシアのカフカス(Caucasus)地方の共和国。旧ソ連崩壊後のロシアでは、ロシア正教とイスラム教コミュニティの両方で、保守的な宗教的価値観を重んじる傾向が復活している。
1913年に建造された、北東ヨーロッパ最大のイスラム教寺院であるサンクトペテルブルクのモスクでは、現在信者の大半をアゼルバイジャン系移民が占めている。(c)AFP