ロンドン警視庁副総監が辞任、家宅捜索予定を「公開」
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【4月10日 AFP】英ロンドン警視庁のボブ・クイック(Bob Quick)副総監は9日、テロ容疑者の家宅捜索情報を漏洩させた責任をとって辞職した。
クイック氏が8日英首相官邸(10 Downing Street)を訪れた際に撮られた写真に、手にしていた「極秘」と書かれた文書の内容がはっきりと写ってしまった。この文書には、警察の家宅捜索の計画や逮捕予定者が記載されていた。
警察は8日夜にテロ容疑者の家宅捜索を実施し、12人を逮捕した。当初の家宅捜索は9日朝に行われる予定だったが、主要メディアはクイック氏の失態を受けて急きょ繰り上げられたと報じた。
クイックは声明で、「私は本日辞表を提出した。私の行動が、大規模な対テロ活動に対する信用を損なうことになりかねなかったからだ」と述べた。(c)AFP/Robin Millard
クイック氏が8日英首相官邸(10 Downing Street)を訪れた際に撮られた写真に、手にしていた「極秘」と書かれた文書の内容がはっきりと写ってしまった。この文書には、警察の家宅捜索の計画や逮捕予定者が記載されていた。
警察は8日夜にテロ容疑者の家宅捜索を実施し、12人を逮捕した。当初の家宅捜索は9日朝に行われる予定だったが、主要メディアはクイック氏の失態を受けて急きょ繰り上げられたと報じた。
クイックは声明で、「私は本日辞表を提出した。私の行動が、大規模な対テロ活動に対する信用を損なうことになりかねなかったからだ」と述べた。(c)AFP/Robin Millard