【3月19日 Relaxnews】米シカゴ(Chicago)に住むスティーブン・ローススティーン(Steven Rothstein)さんは、米航空大手アメリカン航空(American Airlines)を相手取り、訴えを起こした。アメリカン航空が、ローススティーンさんが1987年に購入した「ファーストクラスの生涯パス」を無効にしてしまったからだ。

 ローススティーンさんは、このチケットを25万ドルで購入し、さらに1989年に15万ドルを追加払いし、同伴者1人をこのパスの対象に加えた。このパスを使えば、旅行の際はどこに行くときでもファーストクラスを利用できる。

 だが、アメリカン航空は2008年12月、ローススティーンさんがパスを利用する際に、頻繁に同伴者の「不確かな予約」を入れたとして、ローススティーンさんのパスを無効にした。

 シカゴ・サン・タイムズ(Chicago Sun-Times)紙は、ローススティーンさんが700万ドル(約6億7000万円)の支払いを求めて、アメリカン航空を訴えたと報じた。

 アメリカン航空は2004年に、ファースト・クラスの生涯パスの発売を中止している。(c)Relaxnews