【2月24日 AFP】米連邦捜査局(Federal Bureau of InvestigationFBI)は23日、全米29都市で3日間にわたって児童売春組織の一斉摘発を行い、売春をさせられていた未成年者48人を保護し、売春目的の児童人身売買などの容疑で571人を逮捕したと発表した。

 FBIのロバート・モラー(Robert Mueller)長官は、「わが国の子どもたちを、虐待や暴力の連鎖から救出するため、捜査を続行する」と言明した。

 一斉摘発は、政府および各州の司法、捜査、社会福祉機関が連携して2003年に始まった特別合同捜査の一環で、これまでに670人の子どもたちを救出したという。(c)AFP