【2月24日 AFP】オランダで、男性がネコをひかないように青信号にもかかわらず運転する車を停止させ罰金を取られたことをめぐる裁判で、同国ロッテルダム(Rotterdam)の裁判所は23日、地元当局に対し、徴収した罰金を男性に返金するよう命じた。

 この男性は前年、青信号にもかかわらず車を約2分間にわたって停止したとして、75ユーロ(約9000円)の罰金を科されていたという。男性はネコが道路を横断するまで待っていたと主張していた。

 ロッテルダム裁判所の判事は、ネコがいなかったという証拠はないとし、当局に対し徴収した罰金をこの男性に返金するよう命じた。(c)AFP