【2月15日 AFP】米インディアナ(Indiana)州で半分血のつながった妹を暴行し7人の子どもを生ませ、近親相姦などの罪に問われている男(46)の罪状認否が12日、裁判所で行われ、男は無罪を主張した。有罪の場合、最大70年の実刑判決を受ける可能性がある。

 法廷記録によると、女性は1982年に4歳で母親を亡くし、おばに育てられていたが、10歳のころDonald Medsker被告が裁判所に女性の監護権を申し立てたという。

 引き取られて最初の4年間は被告の当時の妻から暴行を受けていた。その後被告は離婚し、1992年2月から当時14歳だった被害女性と性的関係を持つようになり、この関係は少なくとも2007年6月まで続いた。

 警察にもっと早く届け出なかった理由について被害女性は、初めて関係を持った時に幼かったので、間違ったことだと思わなかったからだと述べた。

 14歳で被害女性が妊娠すると、被告は女性を退学させた。生まれた子どものうち2人は養子に出されたが、5人は被害者が育てた。養子に出された子どもの1人はDNA検査の結果、被告と被害女性の子どもだと確認されたという。

 被告は次回来月5日に出廷する。(c)AFP