病院の新生児遺体紛失、安置室職員が偽証 香港
発信地:香港
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【2月10日 AFP】香港(Hong Kong)の病院で、出産直後に死亡した男子新生児の遺体が行方不明になった事件で、遺体安置室に勤務する職員が事情聴取で、偽の証言をしていたと供述した。10日の英語日刊紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)が報じた。
捜査関係者によると、新生児がいなくなった東區尤徳夫人那打素病院(Pamela Youde Nethersole Eastern Hospital)の遺体安置室職員が、新生児が最後に目撃された日付を、偽って語っていたことを明らかにした。
この新生児は12月15日に35週間で未熟児として生まれ、直後に死亡。その日のうちに遺体は安置所に移され、翌日、肥満体の成人男性の遺体が新生児の遺体と一緒の区画に保管された。
偽証を告白した職員は、それまでの病院の管理者らへの報告では、最後に新生児の遺体を見たのは12月19日で、同じ日に成人男性の遺族が火葬のため遺体を引き取りに来たと答えていた。病院では、新生児の遺体が男性の遺体とともに火葬された可能性はないとみていた。
新生児の遺体が消えたということが公になったのは1月6日になってからで、医療廃棄物による埋立地をくまなく探すなどの捜索が行われたが、これまで何の手がかりもつかめていない。(c)AFP
捜査関係者によると、新生児がいなくなった東區尤徳夫人那打素病院(Pamela Youde Nethersole Eastern Hospital)の遺体安置室職員が、新生児が最後に目撃された日付を、偽って語っていたことを明らかにした。
この新生児は12月15日に35週間で未熟児として生まれ、直後に死亡。その日のうちに遺体は安置所に移され、翌日、肥満体の成人男性の遺体が新生児の遺体と一緒の区画に保管された。
偽証を告白した職員は、それまでの病院の管理者らへの報告では、最後に新生児の遺体を見たのは12月19日で、同じ日に成人男性の遺族が火葬のため遺体を引き取りに来たと答えていた。病院では、新生児の遺体が男性の遺体とともに火葬された可能性はないとみていた。
新生児の遺体が消えたということが公になったのは1月6日になってからで、医療廃棄物による埋立地をくまなく探すなどの捜索が行われたが、これまで何の手がかりもつかめていない。(c)AFP