新生児の遺体紛失事件、乱雑な霊安室が原因か 香港
発信地:香港
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【1月16日 AFP】香港(Hong Kong)の東區尤徳夫人那打素病院(Pamela Youde Nethersole Eastern Hospital)で、出産直後に死亡した男子新生児の遺体が行方不明となっている事件で、病院が遺体紛失を隠そうとしていた疑いが浮上した。英語日刊紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)が16日、新生児の両親の精神ケアを行っている朱耀明(Chu Yiu-ming)牧師の話として伝えた。
同紙によると、朱牧師は同病院を調査に訪れた際、霊安室のあまりの雑然さに怒りを覚えたという。「霊安室で目にした光景は非常に不快なものだった。そこはめちゃめちゃだった」
霊安室には改修工事で出たプラスチックの廃材が散乱しており、適切に管理されていたとはとてもいえない状態だったという。霊安室を見た朱牧師は、病院側が遺体紛失を隠そうとしていた可能性もあると考えるようになった。
朱牧師によると、新生児の両親は、遺体紛失の事実を病院側が正式に報告するまで3日間もかかった理由について公式な調査を求めている。警察は現在も医療廃棄物の集積所を捜索しているが、遺体はまだみつかっていない。(c)AFP
同紙によると、朱牧師は同病院を調査に訪れた際、霊安室のあまりの雑然さに怒りを覚えたという。「霊安室で目にした光景は非常に不快なものだった。そこはめちゃめちゃだった」
霊安室には改修工事で出たプラスチックの廃材が散乱しており、適切に管理されていたとはとてもいえない状態だったという。霊安室を見た朱牧師は、病院側が遺体紛失を隠そうとしていた可能性もあると考えるようになった。
朱牧師によると、新生児の両親は、遺体紛失の事実を病院側が正式に報告するまで3日間もかかった理由について公式な調査を求めている。警察は現在も医療廃棄物の集積所を捜索しているが、遺体はまだみつかっていない。(c)AFP