【1月9日 AFP】気性の激しいことで有名な北京動物園(Beijing Zoo)の人気者、パンダの「古古(グーグー、Gu Gu)」が、またもや人間にかみついた。今回で3度目となる。北京晨報(Beijing Morning Post)紙が8日伝えた。

 同紙によると、グーグーは7日、息子のおもちゃを拾おうと囲いに入ってきた男性の両足に思い切りかみついた。男性は動物園のスタッフを探したが見つからなかったため自ら飛び込んだところ、まず右脚、そして左脚にかみつかれた。

 その後、駆けつけたスタッフがパンダを追い払い、男性は病院に搬送されたが、重傷ではないという。

 グーグーが人間にかみついたのは、これで3度目。2007年10月、囲いの中に飛び込んだ15歳の少年の脚にかみつき、少年の脚の傷は骨まで達していた。2006年9月には、酔っぱらった男性客が愛くるしいグーグーを抱きしめようと囲いの中へ飛び込み、脚の肉を大きく食いちぎられている。(c)AFP