ルーシーさん事件控訴審、織原被告に無期懲役 「致死」は認めず
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【12月16日 AFP】女性10人を暴行し、うち英国人ルーシー・ブラックマン(Lucie Blackman)さん(当時21)ら2人を死亡させたとして、準強姦(ごうかん)致死罪や死体損壊の罪に問われた会社役員・織原城二(Joji Obara)被告(56)の控訴審判決で東京高裁(門野博<Hiroshi Kadono>裁判長)は16日、10件中ルーシーさん事件のみ無罪とした1審判決を破棄し、改めて無期懲役を言い渡した。ルーシーさん事件については死体損壊、遺棄で有罪と認めたが、ルーシーさんを死亡させた準強姦致死罪については「死亡させたとは認められない」と判断した。
織原被告は1992年2月から2000年7月にかけて、東京・六本木(Roppongi)などで知り合ったルーシーさんら女性10人を相次いで薬物などを用いて乱暴し、うちルーシーさんとオーストラリア人のカリタ・リジウェイ(Carita Ridgway)さんの2人を死亡させたとして起訴された。
昨年4月の1審・東京地裁判決は、ルーシーさん以外の女性9人への強姦と豪女性の殺害を認定し、無期懲役を言い渡したが、ルーシーさん事件については証拠がないとして無罪とされた。(c)AFP
織原被告は1992年2月から2000年7月にかけて、東京・六本木(Roppongi)などで知り合ったルーシーさんら女性10人を相次いで薬物などを用いて乱暴し、うちルーシーさんとオーストラリア人のカリタ・リジウェイ(Carita Ridgway)さんの2人を死亡させたとして起訴された。
昨年4月の1審・東京地裁判決は、ルーシーさん以外の女性9人への強姦と豪女性の殺害を認定し、無期懲役を言い渡したが、ルーシーさん事件については証拠がないとして無罪とされた。(c)AFP