ギリシャの抗議デモ6日目に、暴動や略奪も
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【12月12日 AFP】(写真追加)警官による15歳の少年の射殺をきっかけに全土に広がったギリシャの抗議行動は、発生から6日目の11日も、アテネ(Athens)にある同国最大の刑務所周辺や中心部の大学などでデモ隊と治安部隊の衝突が続いている。警察当局によると市内各所で複数の集団による店舗襲撃や主要道路への妨害も発生している。
アテネと同国第2の都市テッサロニキ(Thessaloniki)では合わせて学校100校以上と大学約15校が、抗議活動を行う若者によって依然占拠されたままとなっている。テッサロニキでは、学生らが12日に大規模デモ行進を実施すると発表した。
コスタス・カラマンリス首相(Kostas Karamanlis)は国民の団結を呼び掛けているが、野党側はこれを無視し、首相の辞任と総選挙実施を求める姿勢を強めている。今回の暴動は、1974年の軍政崩壊以来最大規模となっている。(c)AFP/Roddy Thomson
アテネと同国第2の都市テッサロニキ(Thessaloniki)では合わせて学校100校以上と大学約15校が、抗議活動を行う若者によって依然占拠されたままとなっている。テッサロニキでは、学生らが12日に大規模デモ行進を実施すると発表した。
コスタス・カラマンリス首相(Kostas Karamanlis)は国民の団結を呼び掛けているが、野党側はこれを無視し、首相の辞任と総選挙実施を求める姿勢を強めている。今回の暴動は、1974年の軍政崩壊以来最大規模となっている。(c)AFP/Roddy Thomson