医大卒と偽り手術に参加、元銀行員に実刑3年 ドイツ
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【11月20日 AFP】英オックスフォード大(Oxford University)医学部の卒業生と偽って、臓器移植手術を含む計190回の手術に研修医として参加していた29歳の元銀行員が、3年の実刑判決を受けた。ドイツ当局者が19日明らかにした。
銀行員としての人生に嫌気がさしたこの男は、医者になる夢をかなえようと、自宅のパソコンでオックスフォード大医学部の学位を偽造。バイエルン(Bavaria)州のエアランゲン大学(Erlangen university)病院に、研修医として採用された。
地元紙によると、男は臓器移植手術17回を含め、計190回の手術に参加していた。病院の広報担当者によると、男は手術をそつなくこなしており、匿名情報が寄せられるまで、病院内で誰一人として男が「ニセモノ」であることに気付かなかったという。
この事件のほか、ハンブルク(Hamburg)の裁判所でも19日、医師資格を偽造し、4年半にわたり小児科医を務めていた34歳の女性に対し、執行猶予付き禁固18月の判決を言い渡している。(c)AFP
銀行員としての人生に嫌気がさしたこの男は、医者になる夢をかなえようと、自宅のパソコンでオックスフォード大医学部の学位を偽造。バイエルン(Bavaria)州のエアランゲン大学(Erlangen university)病院に、研修医として採用された。
地元紙によると、男は臓器移植手術17回を含め、計190回の手術に参加していた。病院の広報担当者によると、男は手術をそつなくこなしており、匿名情報が寄せられるまで、病院内で誰一人として男が「ニセモノ」であることに気付かなかったという。
この事件のほか、ハンブルク(Hamburg)の裁判所でも19日、医師資格を偽造し、4年半にわたり小児科医を務めていた34歳の女性に対し、執行猶予付き禁固18月の判決を言い渡している。(c)AFP