フィリピン航空の元客室乗務員、最高裁で敗訴 肥満を理由に解雇
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【11月1日 AFP】フィリピン航空(Philippine Airlines、PAL)の男性客室乗務員が、肥満を理由とする解雇は不当として同社を訴えていた19年に及ぶ裁判で、フィリピン最高裁は31日、原告の訴えを退けた。
原告のアルマンド・イラセギ(Armanda Yrasuegi)さんは体重98キロ以上。PALは1989年、雇用契約書で定められた減量を怠ったとしてイラセギさんを解雇したが、イラセギさんは、自分の体重とPAL機の耐空性には全く関わりがないと主張し、解雇を不当として訴えを起こした。
裁判所が公表した裁判記録によると、最高裁は28ページに上る判決文で、原告の解雇を正当とする下級裁判所の判決を支持した。
イラセギさんは自分の肥満を、自分でコントロールできない「病気で身体的な異常」だと主張したが、最高裁は、イラセギさんが医療による減量支援や体重測定をくり返し拒否していたと指摘した。(c)AFP
原告のアルマンド・イラセギ(Armanda Yrasuegi)さんは体重98キロ以上。PALは1989年、雇用契約書で定められた減量を怠ったとしてイラセギさんを解雇したが、イラセギさんは、自分の体重とPAL機の耐空性には全く関わりがないと主張し、解雇を不当として訴えを起こした。
裁判所が公表した裁判記録によると、最高裁は28ページに上る判決文で、原告の解雇を正当とする下級裁判所の判決を支持した。
イラセギさんは自分の肥満を、自分でコントロールできない「病気で身体的な異常」だと主張したが、最高裁は、イラセギさんが医療による減量支援や体重測定をくり返し拒否していたと指摘した。(c)AFP