患者の腹部に手術器具残したギリシャの医師ら、有罪判決
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【10月17日 AFP】手術の際、患者の腹部に手術器具を残し医療過誤に問われていたギリシャ北部セレス(Serres)の病院の医師ら4人に、執行猶予付きの10月から1年の刑が言い渡された。地元の司法当局筋が明らかにした。
有罪判決を受けたのは病院の婦人科医1人、研修医2人、看護師1人の4人で、2005年1月に被害者の女性(45)に簡単な手術を行った際、長さ22センチのヘラを腹部に残してしまった。
女性はすぐに呼吸困難となり、発疹(ほっしん)、発熱、腹部の体液貯留の症状もみられた。担当医師らは当初、アレルギー反応と診断したが、CTスキャンで検査した結果、紛失していた手術器具が発見されたという。
女性には民事訴訟ですでに5万ユーロ(約680万円)の損害賠償が支払われている。(c)AFP
有罪判決を受けたのは病院の婦人科医1人、研修医2人、看護師1人の4人で、2005年1月に被害者の女性(45)に簡単な手術を行った際、長さ22センチのヘラを腹部に残してしまった。
女性はすぐに呼吸困難となり、発疹(ほっしん)、発熱、腹部の体液貯留の症状もみられた。担当医師らは当初、アレルギー反応と診断したが、CTスキャンで検査した結果、紛失していた手術器具が発見されたという。
女性には民事訴訟ですでに5万ユーロ(約680万円)の損害賠償が支払われている。(c)AFP