男友達を殺して調理した元「ミスター・ゲイ」の裁判始まる 英国
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【10月8日 AFP】(9日一部修正)英国で男性調理師が男友達を殺害し、遺体を調理したとされる事件の初公判が、リーズ(Leeds)の刑事法院で6日から始まった。2日目の7日は、被告の元男友達が証言台から恐怖の体験を語った。
「ミスター・ゲイ」英国代表にも選ばれたことのある、調理師のアンソニー・モーリー(Anthony Morley)被告(36)は、交際していたダミアン・オールドフィールド(Damian Oldfield)さん(33)を殺害した罪で起訴されている。
6日の公判では、警察がハーブで味付けされた6つの肉片を同被告の自宅のまな板上で発見し、さらにゴミ袋の中でも、噛まれた痕跡のある人肉を発見したことが明らかにされた。オールドフィールドさんは、複数か所を刺された状態で全裸で発見され、胸と大腿部からは肉が切り取られていた。
オールドフィールドさんを殺害した後、モーリー被告はサンダルとガウン姿で近所のテークアウト専用レストランに行き、レイプされそうになったので男性を殺害したと店主に伝えたという。
7日の公判では、モーリー被告の元交際相手の男性が証言台に立ち、同被告が以前、肉切り包丁で攻撃してきたときの様子を語った。
被告と6年間交際していたこの男性は、「彼(モーリー被告)は台所に行き、戻ってきたら長いすに座った。5分後、急に立ち上がり、肉切り包丁を持ってわたしに向かってきた」と語った。
男性は「幸いにも、彼が後ろに倒れたので包丁があたることはなかった。でなかったらやられてただろう」と語るとともに、「とても恐ろしかった。でもその後すぐに、彼は2階の寝室に向かい、そこで暴れ始めた。『おれはおかしくなっている、だれか病院に連れて行ってくれ』と叫んでいた」と証言した。
この男性によると、もともと面倒見の良い性格だったモーリー被告は、自身の性的傾向に混乱していることを認めていたといい、男性と別れた後は女性と交際していたという。
モーリー被告は、公判中ずっとうなだれたままだった。同被告は殺人については否認している。(c)AFP
「ミスター・ゲイ」英国代表にも選ばれたことのある、調理師のアンソニー・モーリー(Anthony Morley)被告(36)は、交際していたダミアン・オールドフィールド(Damian Oldfield)さん(33)を殺害した罪で起訴されている。
6日の公判では、警察がハーブで味付けされた6つの肉片を同被告の自宅のまな板上で発見し、さらにゴミ袋の中でも、噛まれた痕跡のある人肉を発見したことが明らかにされた。オールドフィールドさんは、複数か所を刺された状態で全裸で発見され、胸と大腿部からは肉が切り取られていた。
オールドフィールドさんを殺害した後、モーリー被告はサンダルとガウン姿で近所のテークアウト専用レストランに行き、レイプされそうになったので男性を殺害したと店主に伝えたという。
7日の公判では、モーリー被告の元交際相手の男性が証言台に立ち、同被告が以前、肉切り包丁で攻撃してきたときの様子を語った。
被告と6年間交際していたこの男性は、「彼(モーリー被告)は台所に行き、戻ってきたら長いすに座った。5分後、急に立ち上がり、肉切り包丁を持ってわたしに向かってきた」と語った。
男性は「幸いにも、彼が後ろに倒れたので包丁があたることはなかった。でなかったらやられてただろう」と語るとともに、「とても恐ろしかった。でもその後すぐに、彼は2階の寝室に向かい、そこで暴れ始めた。『おれはおかしくなっている、だれか病院に連れて行ってくれ』と叫んでいた」と証言した。
この男性によると、もともと面倒見の良い性格だったモーリー被告は、自身の性的傾向に混乱していることを認めていたといい、男性と別れた後は女性と交際していたという。
モーリー被告は、公判中ずっとうなだれたままだった。同被告は殺人については否認している。(c)AFP