【10月4日 AFP】韓国で、自分で設立した博物館で安物の陶器などを歴史的な工芸品として展示し、来場者から入場料5億3000万ウォン(約5600万円)をだまし取っていた男が逮捕された。警察当局が1日、発表した。

 容疑者の男(60)は、フリーマーケットで買い集めた安物の陶器などを、2004年にソウル(Seoul)南方約160キロの公州(Gongju)に設立した自分の博物館で歴史的な工芸品として展示していた。

 博物館には設立以来13万人が訪れ、容疑者がだまし取った入場料は5億3000ウォン(約5600万円)に上る。

 当局によれば、展示品184点のうち153点が偽物で、中には10-14世紀の「高麗青磁」も含まれていた。容疑者は博士号を持った漢方医を装い、大統領や首相からさまざまな表彰も受けたことがあると嘘をついていた。

 容疑者はほかにも、偽の薬を処方して2億4000万ウォン(約2500万円)をだまし取った疑いもある。(c)AFP