【9月30日 AFP】ギリシャのレスボス(Lesbos)島の空港で29日、管制官が朝寝過ごして出勤するのが遅れたため、航空機2機が着陸許可を得られず上空を旋回し続けるという事態が発生した。ギリシャ民間航空当局YPAが発表した。

 運輸通信省はこの件について徹底的な調査を開始している。航空機はそれぞれアテネ(Athens)発の国内便とスロバキア発のチャーター便だった。2機が上空を旋回している間、空港監督官は別の管制官を呼び出し、30分後に2機は無事着陸した。

 地元テレビによると、管制官は寝過ごした理由を「携帯電話の目覚まし時計が壊れたため」と上司に説明しているという。(c)AFP