【9月27日 AFP】ノルウェー中部セール-トレンデラーグ(Soer-Troendelag)州で26日、10歳の少年が車でハイウエーを暴走する事件があった。少年と、発見したパトカーの間でカーチェイスが繰り広げられたが、その後、少年の運転する車はパトカーによって停止させられた。

 警察当局によると、少年はハイウエーを約20キロにわたり、最高時速90キロで走っていた。パトカー数台で少年が運転していた車を前後から挟み込んだが少年は停車せず、最終的には路肩に車を寄せさせられた。

 現場は州都トロンヘイム(Trondheim)に向かう混雑したハイウエーで、少年は急ハンドルを切ってジグザグ走行し、何度か対向車線にはみ出すこともあったが、奇跡的に負傷者はいなかった。ただし、少年が運転していた車はわずかに破損したもよう。

 少年の身長は運転席からやっと頭がのぞく程度だったが、どのようにして車を発車させることができたのかについては明らかにされていない。(c)AFP