【9月12日 AFP】中国国営新華社(Xinhua)通信は11日、上海(Shanghai)市内、黄浦江(Huangpu)沿いの外灘(Bund)地区で男性が焼身自殺したと伝えた。

 男性は、外灘地区付近の混雑した広場でガソリンをかぶり火をつけた。租界時代の西洋建築が並ぶ外灘は、上海市内で最も混雑した地区の1つ。

 現場に居合わせた人は、「炎が動いているのが見えた。恐ろしい光景だった」と述べた。

 かけつけた消防隊員らがただちに消火活動を行ったが、男性は死亡した。男性の身元や動機は明らかになっていない。

 上海市広報官は、焼身自殺について事実関係を把握していないと述べた。地元警察のコメントは得られていない。(c)AFP