英政府機関でまたデータ紛失、今度は刑務所職員の情報
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【9月8日 AFP】政府機関の情報紛失事件が相次ぐ英国で、犯罪者管理局(National Offender Management Service、NOMS)の職員5000人分の個人情報を記録したハードディスクを管理委託先が紛失していたことが7日、明らかになった。
NOMSは、刑務所庁および保護観察局の政策立案などを担当する内務省下の部署で、紛失したディスクには各刑務所看守の情報が入っていた。
内務省報道官によると、情報の多くは刑務所への出入り業者からの請求書などの会計関連情報とみられるが、限定的ながら職員らの氏名、生年月日、健康保険番号などの情報が含まれている可能性もある。
7日の大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)」によれば、情報管理を委託されていた民間企業EDSがハードディスクの紛失をNOMSに報告したのは7月。問題のハードディスクの存在が最後に確認されたのは、2007年7月だという。
ところが、ジャック・ストロー(Jack Straw)司法相が紛失を知らされたのは今月6日だった。
英国では最近、政府機関での情報紛失が相次いでおり、4日にも英内務省が、イングランド(England)とウェールズ(Wales)の刑務所に服役している受刑者8万4000人と有罪が6回以上確定した犯罪者3万人の情報が入った記憶媒体の紛失を認めたばかり。やはり管理委託先での紛失だという。(c)AFP
NOMSは、刑務所庁および保護観察局の政策立案などを担当する内務省下の部署で、紛失したディスクには各刑務所看守の情報が入っていた。
内務省報道官によると、情報の多くは刑務所への出入り業者からの請求書などの会計関連情報とみられるが、限定的ながら職員らの氏名、生年月日、健康保険番号などの情報が含まれている可能性もある。
7日の大衆紙「ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)」によれば、情報管理を委託されていた民間企業EDSがハードディスクの紛失をNOMSに報告したのは7月。問題のハードディスクの存在が最後に確認されたのは、2007年7月だという。
ところが、ジャック・ストロー(Jack Straw)司法相が紛失を知らされたのは今月6日だった。
英国では最近、政府機関での情報紛失が相次いでおり、4日にも英内務省が、イングランド(England)とウェールズ(Wales)の刑務所に服役している受刑者8万4000人と有罪が6回以上確定した犯罪者3万人の情報が入った記憶媒体の紛失を認めたばかり。やはり管理委託先での紛失だという。(c)AFP