【7月7日 AFP】英ロンドン(London)南東部のアパートの火災現場から6月29日、仏人留学生2人の刺殺体が発見された事件で、警察署に7日、33歳の男が出頭した。警察は直ちに男を逮捕した。

 警察は2人の殺害に関連して7日早朝、ロンドン南部の警察署に出頭してきた33歳の男を逮捕したと発表した。男は同署に拘置されている。警察は前日、現場から逃走したとされる男のモンタージュ画像を発表していた。

 事件は29日夜、ロンドン南東部ニュークロス(New Cross)のアパートの火災現場で、ロンドンの大学に留学していたローラン・ボノモ(Laurent Bonomo)さん(23)とガブリエル・フェレ(Gabriel Ferez)さん(23)が他殺体で発見されたもの。アパートの借り主だったボノモさんは200か所、フェレさんは50か所近くを刺され、傷は頭部から首、胴体部、背中と広い範囲に及んでいた。

 同事件に関しては、5日に21歳の男性が容疑者として身柄を拘束されたが、翌日釈放されている。(c)AFP