【6月30日 AFP】コロンビアの港町バランキジャ(Barranquilla)で29日、空き巣に入った住宅で、帰宅した家主に慌ててクロゼットの中に隠れた泥棒が、そのまま居眠りしてしまい逮捕されるという出来事があった。バランキジャ市警が発表した。

 警察によると24歳の犯人は29日未明、住宅の外壁を破壊して侵入したという。同市警のOscar Gamboa署長は、侵入のために多大な体力を消費し、また犯行が夜間だったために、犯人は疲れて眠くなってしまったのだろうと推測した。

 朝になって盗難に気づいた家主は、盗難されたものを確認するために家の中を調べていたところ、クロゼットの中で戦利品と一緒に眠っている犯人を発見したという。

 警察が到着するまでの間、怒りを爆発させて今にも集団私刑を行いそうな隣人たちを抑えるのに苦労したと家主は話した。(c)AFP