バンクーバーに漂着の足、6本目は動物のものと判明
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【6月20日 AFP】カナダ・バンクーバー(Vancouver)周辺の海岸で人間の片足が相次いで見つかっている事件で、地元検視当局は19日、18日にバンクーバー島(Vancouver Island)キャンベルリバー(Campbell River)で発見された6本目の足は、人間のものではなく、切断されランニングシューズに詰められた動物の足だったと発表した。
発見当初、警察は、アディダス(Adidas)のランニングシューズを履いた男性の右足で、サイズは10、漂流期間は1年以内と発表していた。
ところが法医学者と人類学者が調査したところ、この足は「靴下と靴を履かせ、乾いた海草にくるんだ白骨化した動物の足だと断定された」。
検視当局は「このようないたずらは、行方不明になっている人びとの家族に対する冒とくであり、捜査のための貴重な時間や人員を無駄にするばかりか、不適切な憶測を招き、行方不明者の家族や地域社会に不必要な懸念を生じさせる」と強く非難。警察は、このいたずらについて刑事事件として捜査する方針を明らかにした。
カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の海岸では、2007年8月以降の10か月で5本の人間の足が発見されており、殺人か、航空機や船舶の事故の被害者か、と国際的にもさまざまな憶測を呼んでいる。専門家は、足は潮流に乗って数千キロの距離を何年も漂流していた可能性があると指摘している。(c)AFP
発見当初、警察は、アディダス(Adidas)のランニングシューズを履いた男性の右足で、サイズは10、漂流期間は1年以内と発表していた。
ところが法医学者と人類学者が調査したところ、この足は「靴下と靴を履かせ、乾いた海草にくるんだ白骨化した動物の足だと断定された」。
検視当局は「このようないたずらは、行方不明になっている人びとの家族に対する冒とくであり、捜査のための貴重な時間や人員を無駄にするばかりか、不適切な憶測を招き、行方不明者の家族や地域社会に不必要な懸念を生じさせる」と強く非難。警察は、このいたずらについて刑事事件として捜査する方針を明らかにした。
カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州の海岸では、2007年8月以降の10か月で5本の人間の足が発見されており、殺人か、航空機や船舶の事故の被害者か、と国際的にもさまざまな憶測を呼んでいる。専門家は、足は潮流に乗って数千キロの距離を何年も漂流していた可能性があると指摘している。(c)AFP