【6月6日 AFP】米オハイオ(Ohio)州シンシナティ(Cincinnati)近郊のゴーシェン(Goshen)地区で3日夜、警察官があやしい運転をしている自動車を止めたところ、酒に酔った母親が1歳の息子にハンドルを握らせていた。地元警察が5日、明らかにした。

 警察によると、息子に運転させていたマーリャ・グリーン(Marya Green)容疑者(29)は、血中アルコール濃度検査で法定限度の0.08%を大きく超える0.11%が検出され、飲酒運転で逮捕された。

 グリーン容疑者は、1歳の息子をハンドルの前に座らせていた上、車内には8歳と5歳の子どももいたという。同容疑者の飲酒運転は今回も含めこの6年で3回目となり、すでに運転免許停止処分となっている。

 警察関係者は「1歳の幼児に運転できるわけがない。わかりきったことだ。だが、グリーン容疑者は1歳の息子にハンドルを任せていたのだ」とあきれかえっている。(c)AFP