一夫多妻制教団から保護の子ども、親元へ テキサス州最高裁が判断
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【5月30日 AFP】米テキサス(Texas)州の一夫多妻制をうたう宗教団体「末日聖徒イエス・キリスト教会原理派(Fundamentalist Church of Jesus Christ of Latter Day Saints、FLDS)」の施設から、虐待されていたとみられる女性や子ども多数が保護された問題で、テキサス州最高裁は29日、同州児童保護局は権限を逸脱しており、保護されている468人の子どもたちを親元に帰すべきだとする判決を下した。
同州の控訴裁判所は前週、保護された当時子供たちは急迫の危険にさらされていたとは言えないとの判断を下していた。最高裁もこの判断を支持したかたちになった。
同州児童保護局の上部機関であるTexas Department of Family Protective Servicesは声明を出し「判決に従い、早急に措置を講じる」と述べた。(c)AFP
同州の控訴裁判所は前週、保護された当時子供たちは急迫の危険にさらされていたとは言えないとの判断を下していた。最高裁もこの判断を支持したかたちになった。
同州児童保護局の上部機関であるTexas Department of Family Protective Servicesは声明を出し「判決に従い、早急に措置を講じる」と述べた。(c)AFP