【5月26日 AFP】アフガニスタンのカブール(Kabul)で25日、イスラム教を冒とくしたとして一審で死刑判決を受けたアフガニスタンの学生記者Sayed Parwiz Kambakhsh被告(23)の控訴審の第2回公判が開かれ、被告は弁護人を通じた抗弁陳述書の提出の1週間延長を求めた。

 前週行われた第1回公判で被告は、イスラム教の教義に疑問を投げかける記事をインターネットからダウンロードしたことは認めたが、それをバルフ大学(Balkh University)の同級生数人に配った容疑は否定した。

 また、自らの信じるイスラム教を冒とくしたことにならないかという質問に対しても、「わたしはムスリムであり、信仰を冒とくすることを自分に許したことはない」と強く否定した。

 バルフ(Balkh)州の裁判所で1月に行われた一審は非公開審理で、Kambakhsh被告に死刑を宣告した。被告によると公判はわずか3分で終了したという。(c)AFP