【5月18日 AFP】パリ(Paris)の司法関係者は16日、10歳の少女に性的暴行を加えた罪などで10代の少年2人を拘束したことを明らかにした。少年は暴行の模様をカメラ付き携帯電話で撮影し、学校でクラスメートに見せていたという。

 拘束されたのはパリ郊外ベルサイユ(Versailles)のモンフォールラモリ(Montfort-l'Amaury)にある学校に通う11歳と12歳の少年で、2人は一方の姉妹と一緒に成人映画を見て、映画の場面を再現することを決めたという。2人は暴行の模様を撮影した映像を1週間で約100人に見せていた。

 少年2人は現在拘束されており、精神鑑定を受ける。フランスの法律では13歳未満は禁固刑を免除されるが、奉仕活動など別の刑罰を命じられる可能性がある。(c)AFP